第101回 全国図書館大会で実践報告を行いました
平成27年10月15日・16日の両日、東京都の国立オリンピック記念青少年総合センターで、第101回全国図書館大会が開催されました。
第2日目の第20分科会「健康情報」で、和歌山県立図書館の「がん」に関する取り組みについて、当館の松田公利主査司書が実践報告を行いました。
分科会のテーマは、「健康情報サービスから探る地域との協働」で、図書館と「がん」関係機関との連携について、当館の他、滋賀県健康医療課・滋賀県公共図書館協議会・埼玉県立久喜図書館・鳥取県立図書館の担当者から報告があり、各館の特色ある先進的な実践内容により、参加者からは「大変参考になった」等の声を多くいただきました。
当館の発表では、和歌山県健康推進課・NPO法人いきいき和歌山がんサポート・和歌山県立医科大学附属病院との連携や、個人利用者との意見交換による「がん」コーナーづくりの実践など報告しました。
和歌山県立図書館の取り組みが、全国の図書館員に認識される良い機会となり、参加者の方々と意見交換も行うことで、相互に情報を共有しました。
平成24年12月に制定された「和歌山県がん対策推進条例」の基本理念に基づき、県立図書館がその一助になるように、がん関係機関との連携をさらに充実させていきたいと考えています。
和歌山県立図書館の発表 シンポジウムの模様