「濱口梧陵と梧陵文庫」第3期展示のお知らせ
濱口梧陵生誕200年記念県立図書館・文書館合同展示
「濱口梧陵と梧陵文庫」第3期展示のお知らせ
令和2年11月21日(土)~令和2年12月27日(日)
『稲むらの火』の主人公のモデルとしてひろく知られる濱口梧陵は、村人を津波から救った社会事業家にとどまらず、実業家、教育者、さらに政治家として江戸時代末期から明治中期に至るまで幅広い分野で活躍した人物です。
生誕200年にあたり県立図書館と文書館は合同で企画展を開催し、彼の生涯や平成24年に子孫から寄贈された「濱口梧陵文庫」(梧陵が所蔵した書籍群)を紹介しています。
1階 県立図書館閲覧室 『「濱口梧陵文庫」の至宝 清朝殿本』をテーマに展示。
(乾隆帝所蔵の『西清古鑑』の貴重資料を展示。)
2階 県立文書館閲覧室 『海防・兵書』をテーマに展示。
(『海防彙議』等の重要資料を展示。)
閲覧室ケース展示
『西清古鑑』
<ガラスケース資料の展示替え予定>
7月18日~9月9日 | 図書館 | 地理書 |
文書館 | 歴史書 | |
9月11日~11月8日 | 図書館 | 清朝殿本1 |
文書館 | 古碧吟社 | |
11月21日~12月27日 | 図書館 | 清朝殿本2 |
文書館 | 海防・兵書 |
※『西清古鑑』は清王朝の乾隆帝が所蔵した青銅器の詳細な図録ですが、発行部数が少なかったこともあり、中国国内でも現存が少ないとても貴重な出版物です。二階文書館の「海防・兵書」関係展示とともに、この機会にぜひご覧ください。