平成27年度 中高生読書まつりを開催しました。
12月13日(日)に「平成27年度 中高生読書まつり―ビブリオバトル和歌山大会決勝戦・ビブリオバトル及びPOPコンクール表彰式―」を開催しました。
皆さんは"ビブリオバトル"をご存じでしょうか?1人5分間でオススメの本を紹介し、投票で"一番読みたくなった本"=「チャンプ本」を決定するという書評会です。
ビブリオバトル和歌山大会・決勝戦では、5つの市町の地域図書館大会と紀北・紀南予選を勝ち抜いた中高生の皆さんが熱戦を繰り広げました。広い会場に緊張した表情を見せながらも、壇上に立つと堂々とした語り口で、自分が選んだ本の魅力を伝えてくれました。
そして、接戦の結果、中学生の部は、橋本市立紀見東中学校 川原愛華さんが紹介してくれた『のうだま やる気の秘密』(上大岡トメ・池谷裕二/著)、高校生の部は県立耐久高等学校 白水紀香さんが紹介してくれた『夢幻花』(東野圭吾/著)がチャンプ本に選ばれました。
また、白水さんは1月10日(日)に東京都で開催される「全国高等学校ビブリオバトル決勝大会」への推薦が決定し、読売新聞東京本社専門委員・ビブリオバトル普及委員会理事 和田浩二氏より全国大会への切符が手渡されました。
POPコンクールでは、9月8日から10月30日まで、県内の中高生からPOPを募集し、集まった447点の作品の中から、入賞10点、佳作40点を決定しました。最優秀賞に選ばれたのは、県立南部高等学校 中島颯希さんの『緋色の研究』(コナン・ドイル著)を描いたPOP。表彰式で中島さんは作品のポイントとして、ホームズとワトソンの目線を工夫したことをコメントしてくれました。
POPコンクールの入賞・佳作作品は、1月31日(日)まで、県立図書館1階の児童室前で展示しています。思いの込められた力作ばかりですので、ぜひご覧ください。また、これらのPOPと「ビブリオバトル和歌山大会・決勝戦」で紹介された本を併せて展示しています。POPやビブリオバトルで気になった本があれば、チェックしてみてください。
満員の観衆の前で発表 POPのポイントを紹介
詳しい結果はこちらをご覧ください。