優良読書グループに「ゆら おはなしの会」~読書推進運動協議会 第47回優良読書グループ表彰式~
公益社団法人読書推進運動協議会の第47回優良読書グループとして、由良町の「ゆら おはなしの会」が表彰されました。
平成26年11月5日に、県立図書館にて、表彰式が行われ、「ゆら おはなしの会」高垣由美子 代表、平尾容子 前代表に、和歌山県読書推進運動協議会会長の立野淑郎 県立図書館長から賞状と副賞が手渡されました。
「ゆら おはなしの会」は、"子ども達に読書の喜びを、本との出会いで豊かな心を"をスローガンとして、平成11年に15名の有志で発足しました。
由良町内全小学校・保育所でのお話し会や中学校授業での読み聞かせ指導など、地域に密着した幅広い活動をされています。中でも特筆すべきが、障害者支援施設、県内病院の重症心身障害児童病棟、特別養護老人ホーム、児童デイサービス施設など、様々な障害のある方々や心身の発達に支援を必要としている小中学生を対象としたおはなし会などの活動です。
由良町では、地域の人々の障害のある方々への理解が深く、会員が積み重ねてきた長年の活動は、こうした温かい社会づくりの実現に貢献しているといえます。
また、毎年、新作影絵2種類(会員による上演用と小学生による上演用)の制作、影絵上演指導と発表会の実施といった多彩な活動も高く評価されました。平成20年には由良町文化奨励賞を受賞。
活動を通して「懸命に生きることを学んだ」と話す会員の皆さんは、「心のバリアフリーを常に心がけ、豊かな感性を身につけて、活動のさらなる発展に力を注ぎたい」と今後も精力的に活動していきたいそうです。
地域社会全体への温かい眼差しと熱い志が感じられる会員の方々とお会いできて、大変光栄な一日でした。 「ゆら おはなしの会」さんの益々の御活躍をお祈りいたします。
立野館長から高垣代表に賞状 「ゆらおはなしの会」さんとともに記念撮影