「きのくに虹文庫」を開設しました。
10月14日(金)より「きのくに虹文庫」を開設しました。
きのくに虹文庫とは昨年9月に亡くなられた和歌山市の木下秀雄氏から県の「ふるさと和歌山応援寄附」として寄せられた寄附金を本の購入に充て整備した文庫です。
木下氏の「県の教育水準向上のために使ってほしい」という遺志をくみ、当館は寄附金の運用に取り組みました。「きのくに虹文庫」という名称は子どもたちの様々な個性を7色の虹に例えるとともに、この文庫が木下氏の思いと子どもたちをつなぐ虹の架け橋になることを願ってつけたものです。
読書から離れがちになる中高生向けの本「ヤングアダルト資料」、郷土をもっと知り、郷土を愛する心を育てるための「郷土資料」、子どもたちの読み聞かせや、お話会によく利用される「大型絵本・紙芝居」、県内の学校支援のための「セット貸出資料」(12月より運用予定)を揃えました。
和歌山出身作家の原稿の月代り展示や閲覧室の奥になりますが、静かでゆっくり、落ち着いて本を見ていただけるヤングアダルト資料のコーナー等々。「虹」のように様々な色合い(分野)の本!ピカピカ新しい約1万8千冊の本がみなさまをお待ちしています。ぜひお寄りくださいね!
ヤングアダルトコーナー。魅力いっぱい! 児童室には紙芝居470巻がずらり。
郷土資料を借りてもっと和歌山を知ろう。 展示ケースには有吉佐和子や佐藤春夫の生原稿が!