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出張講座 ―高等学校へ初出張―

 11月20日(金)、和歌山県立粉河高等学校へ出張講座に出向きました。3年生の保育の授業で「絵本の読み聞かせ・紙芝居」についての指導です。

 高校生を対象とした出張講座は初めてだったので不安と期待と入り交じるものとなりました。5・6時限を使った100分の講座でしたが、35名の生徒たちの真剣な眼差しとさわやかな笑顔を感じながら、講座をすすめることができました。

 将来、保育士や幼稚園の先生になりたいと目標が決まっている生徒もいて、真剣に取り組む姿勢を見せてもらいました。読み聞かせの練習で「ページをめくる時はね・・・」のアドバイスに「なるほど」と頷いてやり直したり、友達同士チェックしあったり、時間がもっとあったら!と思う中、全員で読み聞かせの発表の時間となりました。

 「みんなの前で読み聞かせをする」ことは、高校生にとってはとても緊張することですが、発表してくれた生徒は、絵本の世界を心を込めて伝えてくれました。ちょっとはずかしかったけれど、読み終えた満足感もきっと味わったことと思います。

 講座を終え、荷物を車に積んでいると、下校の生徒が「さようなら」と笑顔で声をかけてくれ、ふと顔を上げると、先程の講座をうけてくれた生徒でした。100分前まで見知らぬ人同士だったのですが、親しみを込めての挨拶が交わせ、高校へもっと県立図書館が出向いていきたいと思う帰り道となりました。

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「絵本見える?読み聞かせにいい大きさは」    「読み聞かせのポイントは・・」真剣に筆記

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  「読み方チェックしてくれよ!」           みんなに読み聞かせ。ウー緊張するー!